「塩の街」

はいはい、立て続けにコレも。

塩の街―wish on my precious (電撃文庫)

塩の街―wish on my precious (電撃文庫)

えーっと、有川作品が好きです。ものすごく好きです。…うん、特にそれ以外ナシ。
甘かろうが何だろうが、私は有川作品が好きなのです、コノヤロウ←?。
本作がデビュー作ということもあり、「空の中」「海の底」と比べると少々落ちる印象はあるけど(キャラ的な好みの問題もありそうだ)、とてもよい作品でした。甘くて、だけど切ないエピソードに、鼻の奥がツンとする感じ。でも、最後には笑顔。
正直、イラストだけはいらないと思いつつ、面白かったです。秋庭さんがステキすぎる…。ああ、こんなのばっかりですみません。
私自身も、おそらくこの登場人物と同様にこの手の考え方をする人間だと自認しています。あ、もちろん、1人でいるのか、2人でいるのかで、まったくこの考え方は変わりますが、少なくともいまの私は1人ではない。愛する人がそばにいて、その人を犠牲にして世界なんて救えない。
うん、今回もステキな作品でした。恋愛小説は私の担当ではないのですが(むしろ150%専門外だ)、有川作品はやっぱりもっともっと読まなきゃ、です。