「氷の華」

氷の華 (幻冬舎文庫)

氷の華 (幻冬舎文庫)

立て続けに感想を。これまた、映像化前に読んでおこう第2弾。てことで、ドラマ放送前に読み終わっていたのです!! …感想書いてなかったけど。案の定、ドラマ化が近いということで本屋に平積みされていたのと、とあるWeb本屋メルマガで紹介されていたのを思い出したのとで手に取った本作。
…うん、これおもしろい! というか、非常に映像化向きだな、という印象。といいつつ、ドラマも見るつもりだったのに、結局見忘れましたが(苦笑)。でも先入観から、私の中で主人公・恭子の顔は、完全に米倉涼子さんでした(笑)。プライド高く凛とした印象のある女性なので、確かにハマり役かな〜なんて思ったり。
本作がデビュー作とはいえ、文章力などに難はなく、展開も興味深いので、非常にさくさくとおもしろく読み進めました。一筋縄ではいかない展開は、個人的にはちょっと好みの系統でしたし。読みごたえもあって、満足。自費出版やらなにやら紆余曲折の末、幻冬舎から出版されたというのにも納得の作品でした。