「アラビアの夜の種族」
なんとびっくり!! 読書の秋だというのに、10月は1冊の感想も書いていません。んー。読むペースが格段に遅くなっている気がするなあ…。
10月のまるまる1ヶ月かけて何を読んでいたかというと、コレ。
- 作者: 古川日出男
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/07/01
- メディア: 文庫
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- 作者: 古川日出男,片岡忠彦
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2006/07/22
- メディア: 文庫
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- 作者: 古川日出男,片岡忠彦
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色んな意味ですごい物語でした。最初は多少の読みにくさを感じたのですが、それを楽勝で乗り越えられるおもしろさ。普段読む本とは少し系列が違うのですが、それを気にさせず楽しめるおもしろさ。
でも究極の驚きは、読了後に潜んでいたのです。
いや、ひさびさにマジで騙されちゃいましたよ…。
何って、読んだ人にはこれだけでおわかりいただけるかと思いますが。
最初の一文から最後の一文まで、完璧な「物語」。なんというのか、古川日出男という作家が本当に私は恐ろしいですわ…。まだ読むの2作目なんだけどなあ。すごい作家だと思います。
とりあえず、それ以上の感想はちょっと書けません。ただ言えるのは、おもしろかった。うん、それで充分。