日本三大擬音師匠

ネタがないので…というわけではないのですが(笑)、昨日相方と2人で話していたこと。現在の日本における擬音表現の素晴らしい方について。こういうくだらないことをしょっちゅう語り合っている夫婦です(きっぱり)。
なぜって、最近のMORI LOG ACADEMY森博嗣氏が「擬音語を使わない」ということを書かれていたのを受けて、何となく。

ということで、昨日出た結論。
日本三大擬音師匠は、

だろう、ということになりました。
ちなみに、浜岡賢次氏については私は知りません。「浦安鉄筋家族」の作者だそうで。へー。

宮川大輔氏は、あの千原ジュニア氏をして「擬音師匠」と慕わせる(?)ほどの表現力の持ち主。事実、いろんなところで彼の擬音表現を聞いていますが、確かに巧み(笑)。
そして、舞城王太郎氏は、いまさら言うに及ばず。私のなかで衝撃が走った「山ん中の獅見朋成雄」なんて、まさに表現力のみで最後まで読めたようなものだもの。あの作品中の文章に、どれだけ彼の力を感じ、背筋がぞくっとしたことか。ストーリー的には特にフックしないのに(いや、充分ひっかかる部分はありましたけれども)、表現のひとつひとつに、何度瞠目したことか。

これからも彼らには、ぜひ「擬音師匠」として、素敵な擬音表現を続けていって欲しいものでございます。

山ん中の獅見朋成雄 (講談社ノベルス)

山ん中の獅見朋成雄 (講談社ノベルス)