「夏期限定トロピカルパフェ事件」

夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)

「春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)」に続く本作。これは今後も秋・冬と続いていくということでよいのでしょうか?
前作同様、あまりに小さい日常の事件を描いた連作短編集。…いや、言うほど今回は小さくないのかな? ミステリー部分というより、登場人物にとっての大きなひとつの転機を迎えたといった印象。こういうあからさま（?）なキャラものを読むのは西尾維新以来な気がするけれど、今後の展開が確かに気になるところ。
とはいえ、個人的には「シャルロットだけはぼくのもの」がなかなかお気に入り。ま〜、小さい! これと比べて、たとえば福井晴敏作品のテーマの壮大さときたら!!（笑）いえ、もちろんどちらも好きなのですけれど。
とりあえず、もちろん続きを読んでいきますとも。どうやら少なくとも秋については「秋期限定モンブラン事件」になるとか??
ちなみに、私は自分を＜小市民＞だと思っていますが何か?