「極限推理コロシアム」

メフィスト賞受賞作家なのに感想UPするの忘れてました…。デビュー作が即ドラマ化、これって結構すごいことだと思います。

極限推理コロシアム (講談社ノベルス)

極限推理コロシアム (講談社ノベルス)

第30回メフィスト賞受賞作。
久々にリアルタイム(?)でメフィスト賞受賞作を読みました。デビュー作にして、早くもドラマ化と、鳴り物入りのこの作者。読んでみると…なんだか少し懐かしいというか。あまりにリアリティーのない設定に、当初苦笑を禁じえない印象もありましたが、そんな読み方をしていたら楽しめないことに気付き、その辺りを無視して読むことに切り替えました。そうすればなかなかに楽しめる作品だったと思います。
ストーリー展開等を見ても、確かに映像化に適している作品なのかもしれません。
しかし「次回のコロシアム」に続く―って、マジですか? いや、悪いとは言いませんが…。
しかしメフィスト賞を読んでいると、デビュー作からあれだけの完成度を誇った貫井徳郎伊坂幸太郎、そしてもちろん森博嗣殊能将之古処誠二あたりの素晴らしさがわかるというものです。(意味不明)