「六とん2」

六とん〈2〉 (講談社ノベルス)

六とん〈2〉 (講談社ノベルス)

すっかり忘れていましたが、数日前に読み終わっておりました。特に言うこともないので、ここに感想を書く必要もないかな〜と思っていたのですが、一応記録ということで。
本作は、言わずとしれた第3回メフィスト賞受賞作「六枚のとんかつ」のシリーズ第2作。
ええ、もちろん「六枚のとんかつ」は、私は読んでません。
じゃあなぜ「六とん2」を読んだかって? 相方が買って来たから、何となく…。

ちなみに読んでみて思ったのは、予想していたイメージとずいぶん違うな〜ということでした。
実は勝手に、もっとバカで下品な感じを想像していたのですが、意外と普通だし、感動を狙ってるし、何だか…個人的な意気込みとのギャップが激しくて、かなり拍子抜けした感がありました。
# いえ、この人の作品はいろんな意味で偏った評価しか聞いていなかったので、どうしても…。
いずれにせよ、ものすごい脱力感があったのは確かです。
たぶんこの人の作品、これから読むことはないんだろうなあ…。いや、あるかな? もしかしたら…。

作者本人によるあとがきを読んで驚いたのは、「六枚のとんかつ」の重版数。そりゃー、かなりの話題作でしたものねえ。いろんな意味で…。