「密室の鍵貸します」
光文社のプロジェクト、Kappa-Oneの第一弾のうちの1作として、有栖川氏の推薦文でデビュー。実はそれまでに短篇等は発表されていたようなのですが、全然存じ上げず…。石崎氏のライバル(!?)として、非常に注目しております(笑)。今ではすっかり、大好きな作家の1人です。
- 作者: 東川篤哉
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2002/04
- メディア: 新書
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(感想を書いているとばかり思っていたら書いていなかったようなので、読了後数ヶ月経ってから書き始めました。中身覚えてないのでイマイチですが。)
有栖川氏の推薦文を帯に構える本作。メフィスト系なのかしら、と思ったら案の定そんな感じでした(笑)。石崎幸二氏大好きの私としては、こういう軽いノリの作品(ギャグの応酬)は大好きです。さくさく読み進めていくことができるので、気分も楽なのです。
いい意味で後に引き摺るものもなく、そのくせきちんと「本格」してくれているので、個人的には非常に満足できました。次回作以降も期待したいなと感じさせてくれる作品でした。